年下の魔法


「はいはいっ!わかったわかった!!」





「かずちゃん、はいは一回なんだよ?知ってた?(笑)」




「はいは〜い(笑)」




もうかずちゃんって本当ムカつく〜〜!!
いっつも口げんかに勝てないのが悔しい!



あたしがかずちゃんの事を睨んでいると、




「そんなに見つめられたら…俺、困っちゃう♪♪」




あたしがシカトすると、




「あれっ?そういや、美希は??」




「お姉ちゃん?お姉ちゃんは支度あるからって別々来たよ」




そう言うとかずちゃんは遠くを見つめながら、




「そうなんだ、何か美希らしいな(笑)」




優しく笑った。


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