あなたは私の専属SP


「相馬社長、今すごく忙しい時期だからあんまり家に居られないらしい。それに、どんなにセキュリティ万全でも安心はできない。」


「でも、昨日は女性のSPだったよ?」


「言ったよな?俺から離れるの禁止って。」


言いましたね…。


--ドン


「いたっ!何で急に止まるの?」


門を出たところで、いきなり恋が止まるから、下を向いていた私は恋の背中にぶつかった。


「恋、なに…」


言いかけたところで目の前が真っ暗になった。


抱きしめられてる?!


「ちょっと!」


「黙ってろ。あっちに怪しい奴がいる。」


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