KILLER DOLL~君が教えてくれたこと~
「同じのでいいよね」
「はい」
一応確認してからココアを入れる
「あの……なんであたしを呼んだんですか??」
璃那ちゃんの前にマグカップを置くと、ボソッと璃那ちゃんが俺にそう聞いたのが聞こえた
「……そうだな…
鋼柳が、昨日俺に璃那ちゃんのことを話してくれたんだよね
でね、鋼柳が、俺に学校のこととか友達のこととか話してくれたの、初めてなんだ
だから、璃那ちゃんってどんな子なのかなって気になって、呼んだんだ…
迷惑だった??」
いくら少し仲がいい男の子の誘いだからって、こんな尋問みたいなこと……
誰だって嫌だろうな……