KILLER DOLL~君が教えてくれたこと~






「?


駿河くんが、何ですか??」




少し言いよどんでいる俺に、首をかしげてそう聞く璃那ちゃん





「……もしも、鋼柳が……






人殺しの仕事とか…






してたら、どうする?」





実際、してるんだけど……







「………




人殺しの仕事、ですか…?」





俺は、静かに頷く




そして、付け加える




「…自分の意思関係なく、人殺しをやらされてるんだったら…」






しばらく考えるように、俯いた璃那ちゃんは、口を開いた






「…………それだったら、駿河くんを応援します…





人殺しとか、してほしくないけど……やらないといけないなら…影で応援します」





最後は、優しく笑い、だけどはっきりとそう言った









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