KILLER DOLL~君が教えてくれたこと~
「あの………」
Death Angelに向けて、心の中で宣戦布告をしていると、横から幼い声が聞こえた
「ん……?」
見ると、まだ中学生くらいの女の子だった
女の子は、慣れない様子で銃を両手に持って、私の顔を気まずそうに見ている
「……リーダーにとって……その…組織は生きる場所だったのでしょう……?
それなのに、私達の為に組織を裏切るようなことをさせてしまって……
申し訳ないです……」
ペコッと頭を下げる女の子に力ない笑顔を向ける
「これは、私自身が選んだこと
後悔はしてないわ
……それに、今更戻ることなんてできやしないもの…」