KILLER DOLL~君が教えてくれたこと~
裏切り者
「うーん……
結構人数多いなぁ……」
「あぁ…
しかも、全員武器持ってるし…」
あみがいるという建物に着くと、すでに他の奴らは着いていて、状況を確認しているようだった
「見つかったらやっかいだし……
銃もあまり使いたくない」
見つかって騒がれても、銃を使っても、あみにバレる可能性があるからだ
昇と俺はそんな会話をしている二人の横を通り過ぎ、あみのいる建物へ向かう
もちろん、武器を持って。
「鋼柳、絶対に喋らないでね
…俺が全部やるから、お前は俺についてくるだけでいい」
「……分かった」