KILLER DOLL~君が教えてくれたこと~
「昇、ちゃんと生きてね
私とあの子の分も……
鋼柳をよろしく………
まっすぐに育ててあげてよ?
それから……
大好きだった……
こんな形でしか言えなくてゴメン……
今までありがとう
じゃあね……」
「あみっ!!!」
扉が開くのと、あみの頭が血を噴出すのは、ほぼ同じだった……
「あ……み…」
昇はそのままヨロヨロと倒れた女に近づこうとした
「昇!!」
俺はそれを必死で止める
「今は駄目だ
みんなが見てる前で、そんなに感情を露にしたらどうなるか分かってるだろ?」