KILLER DOLL~君が教えてくれたこと~
―――本部へ着くと、すぐに救護班へ行く
「ピッピッピッ……」
昇は、ベッドに横になっていて、眠っていた
「命に別状はないようです」
その言葉を聞き、ホッとしながら昇に駆け寄る
「全く…心配ばっかりかけさせやがって………」
所長が腰に手をあてて、そう呟いた
「これからどうする?
鋼柳、このままここに残っとく??」
啓汰が俺の肩に手を置いてそう言った
「そう…だな……
少し心配だし、今日はここにいる」
俺がそう言うと、啓汰は所長の方に戻り、
「じゃぁ、明日ちゃんと学校に来いよ!
いくら心配でも、学校ぐらいは行かなきゃだし!」