KILLER DOLL~君が教えてくれたこと~





―――本部へ着くと、すぐに救護班へ行く





「ピッピッピッ……」





昇は、ベッドに横になっていて、眠っていた





「命に別状はないようです」





その言葉を聞き、ホッとしながら昇に駆け寄る





「全く…心配ばっかりかけさせやがって………」





所長が腰に手をあてて、そう呟いた





「これからどうする?





鋼柳、このままここに残っとく??」





啓汰が俺の肩に手を置いてそう言った





「そう…だな……





少し心配だし、今日はここにいる」





俺がそう言うと、啓汰は所長の方に戻り、





「じゃぁ、明日ちゃんと学校に来いよ!





いくら心配でも、学校ぐらいは行かなきゃだし!」









< 205 / 356 >

この作品をシェア

pagetop