KILLER DOLL~君が教えてくれたこと~
それで死んでも、あみ達のところへ逝けるんだし、別にいいかなーって…思ったんだよ…
で…昨日の怪我は、相手がヤクザの組長で、本当はさっさと済ましたかったんだけど、その部下が近くにいてね…
何発か撃たれたんだ…
まぁ、それでも全員殺して、その組は潰したからよかったんだけどね
それで、家に帰ってから、鋼柳がいなくて多分、本部に行ってるんだろうな…と思いながらソファーに横になってた
それで、今までのことずっと思い出してて、鋼柳の気持ちとか全然考えてなかったことに気づいて……
とりあえず謝ろうと思って、空さんに電話かけた」
あ…
あの時の、ごめんね…か。
「本当…バカだよなー…
一人で自分の殻にこもって、それでしかもターゲットの撃たれて気づくなんて…
バカとしか言いようがないよね…
自分の殻に閉じこもっても、何の解決にもならないし…
…あみ達はもう帰ってこないのに」