KILLER DOLL~君が教えてくれたこと~



「…鋼柳が、俺の大切な人に……?





はぁ……





いつからそんなに大人になったのかな…





しかもそれ、璃那ちゃんに言った方がいいんじゃない?





俺、悪いけどそういう趣味ないよ」





人がせっかく真面目に言ってるのに……





「俺だって、そんな趣味ねーよ





てか、姉崎は関係ない」





俺は、顔を横に向けてそう言った





「はいはい……





てかさぁ…」





昇は時計にチラッと目をやる





「…学校、行かないの?」





俺は時計を見る





……8時だ





「…それ、早く言おうね……昇」









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