KILLER DOLL~君が教えてくれたこと~
こうやって、姉崎が学校にいる、ということは答えは「来た」ということになる
「あ~…
あれは、ただお前がどういう反応をするか見たかっただけさ」
なんだ………
良かった…
「で…姉崎に何の用だ?」
女子生徒が周りで騒いでいる
まぁ……そりゃぁそうだよな
こんな、女の奪い合いみたいなことしてたら、騒ぐよな
……普通の人は。
「お前には関係ないだろ?
少しお茶するだけだ」
姉崎の肩に触る涼
俺は、その手を払いのけて姉崎の耳元で話す
「…お前は教室に戻れ
休み時間になったら、すぐ俺のところに来い
いいな?」