KILLER DOLL~君が教えてくれたこと~





…女達は、姉崎に鋭い視線を投げかけながらも、道を開ける





姉崎がが俺の前まで来ると、一人の女が俺の向かってこう聞いてきた





「…駿河様とこの女はどんな関係なんですか?」





俺は、姉崎の手をひき、俺の隣に座らせる





姉崎は床にちょこんと正座している





「お前には関係ない」





てか……どんな関係かと聞かれても、友達としか答えられないだろ





俺が片思いしてる女なんて……言えねーし…





それ、告白になるしな





俺がそう言っても、周りの女はお構いなしに俺に話しかけてくる





…うぜー……





俺は姉崎と話してぇんだよ





他の女なんて、全部涼のところに行けばいいんだ





「俺、こいつと話したいんだけど。





邪魔だから、さっさと消えろ」





ため息をつきながらそう言うと、周りの女は渋々散っていった









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