KILLER DOLL~君が教えてくれたこと~





小さく手を振る姉崎に、俺は手を軽くあげた





「あぁ





またな」





さて…また寝るか





ま、こんな感じで寝たり起きたりしていると、時間が経つのは早いもんで…すぐに昼休みになった





早く姉崎来ないかな…





俺が、女に囲まれながらそんなことを考えていると、廊下の方から聞き覚えのある声が……





「鋼柳!!





来てやったぞ!」





すっかり忘れてた…





…啓汰と啓汰の彼女のことを





「悪い





忘れてた」





苦笑しながら素直にそう言う





俺は廊下の方へ歩きながら、啓汰の隣にいる女を見た





…まぁ、他の女と比べれば美人だ









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