KILLER DOLL~君が教えてくれたこと~





啓汰はスキップをしながら姫華に近付く





「ひーめかっ!」





そして、後ろから抱きつく





そんなことしてたら、組織にすぐバレてしまうんじゃないか…?





「うわっ





もー…ビックリしたじゃん!」





「ゴメン~





姫華が可愛いのが悪い!!」





いちゃいちゃしている二人を苦笑しながら見ている姉崎





そんな姉崎を見ていたら、触りたくなった





俺は、姉崎の隣にきて、頭を撫でる





「え…





駿河くん、どうしたの?」





戸惑っている姉崎が愛しい





「啓汰達がいちゃいちゃしてるから、寂しいかなって思って…」





俺、姉崎の頭触るの好きだな~…






そう思いながら、指に髪を絡ませる





「寂しくなんかないよっ」









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