KILLER DOLL~君が教えてくれたこと~





「はいはい…





とりあえず、そういうことだから明日の朝7時に保健室……ちゃんと遅れないようにな」





「オッケ~!!





あ、昇さん、どんな感じ?」





啓汰はニコッと笑って俺に聞く





「まぁ……





俺が見たときは元気そうだったけど、すぐには退院できないだろうな」





俺がため息をつきながらそう言うと、啓汰は俺を励ますように背中をポンポン、と軽く叩いた





「すぐ良くなるだろ





そんな心配すんなって~」





…いや、正直言ってあんまり心配してない





「そうじゃなくてさ…





昇の分の仕事、やらなきゃいけねーじゃん?」









< 285 / 356 >

この作品をシェア

pagetop