KILLER DOLL~君が教えてくれたこと~
啓汰がシュン…となって、隅で小さくなる
なんか、最近こういう光景よく見ないか?
「鋼柳ー…」
なかなか可哀想な奴だな、とか思っていると啓汰が小さな声で呼ぶ
昇と所長は気づいていない
「何だ?」
啓汰の近くに寄り、そう聞く
「今日さ…
…一緒に風呂入らねー?」
「嫌」
「えー!?
即答ですか?!」
…何が楽しくて啓汰と風呂なんか入らないといけないんだ
「さっきから、ずっと言ってるけど、俺…
そういう趣味ないから」