KILLER DOLL~君が教えてくれたこと~





姉崎とだったら喜んで入…ゴホンゴホン!





「いやいやいや…





俺もないから!」





「え?」





「え?じゃねーよ!」





うん、いつもの啓汰だ





「で、何で急に?」





俺は櫻華をベルトにさして、腕組みをして啓汰を見下ろす





「…俺達さ、久しぶりにこんなに長く一緒にいるけどさ……





二人きりで喋らないじゃん?





だから、二人きりで話せる場所が欲しくて…」





チラチラと俺を見ながら啓汰はそう言った





確かに学校では姫華や姉崎、涼、古賀がいて、落ち着いて話せないし、帰ってきたら仕事に行かないといけないし…





ゆっくり話す時間がない









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