KILLER DOLL~君が教えてくれたこと~
あぁ…
昇がどういう気持ちで彼女が無残に殺されていくのを見たか、その後どうなるのか、ようやく理解したのだろう
俺は、姉崎に告白する前から、それを分かっていた
だけど、啓汰はもう…
「俺、見たくないっ
姫華が死ぬのなんて!
嫌だ!
目の前から、いなくなるなんて!!」
俺はただ、啓汰を見ていることしかできない
「ねぇ!
教えろよ!!
俺、どうすればいい!?
もし、バレたら…!
別れたらいいのか?!
なぁ!!
誰か…っ!」