KILLER DOLL~君が教えてくれたこと~





「よし!





今からパフェ食べに行くぞっ!」





姫華はあたしの手をギュッと握って歩き出した





あたしもその手を握り返す





「いいね!」





そして、あたし達は同時に歩き出す





「…璃那」





「なぁに?」





ふいに名前を呼ばれて姫華の顔を見る





「…ありがと」





姫華は前を向いたままそう言った





「いいえ…」





それを聞いて、胸が暖かくなったんだ









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