KILLER DOLL~君が教えてくれたこと~
気付かされた、本当の気持ち
朝、いつもより早く目が覚め、制服に着替えて学校へ向かう
「ハァ……」
気が重い……
雲一つない空を見上げる
俺の心とは裏腹に、快晴の天気を憎たらしく思う
「天気がいいのに、サボれないとは……
有り得ねぇ…」
とりあえず、担任に姉崎の事を聞いてみよう
転入生だし、さすがにクラスぐらい、他の先生でも把握してるだろ
俺は、もう一度溜息をついて、学校への道を歩く
「…休んでたら?」
もし、姉崎が学校を休んでたら…?
そしたら……
やっぱり担任に、家の場所を聞くしかないのかな……
学校終わったら、仕事しなきゃなー…
……今日は、忙しくなりそうだ…