KILLER DOLL~君が教えてくれたこと~
「わ、分かった!言わないよ!!」
サボるのは嫌らしい
真面目なやつだな
「信用できないな」
俺は、ストンっと座り、姉崎の腕を引っ張る
姉崎は大人しく、俺の横に座った
「…授業サボったの、これで二回目だぁ……」
どうやら、姉崎もサボることにしたらしい
「うわ……どうしよ……;;;;」
今にも泣きそうな姉崎
「俺が責任とるから大丈夫」
俺は、姉崎の頭を二回くらい撫でる
フワフワしてて、気持ちいい
コクン、と頷く姉崎を見ると、何故か眠くなってきた
「俺、寝るから」
俺は、姉崎の膝に頭を乗せ、櫻華を抱きしめるように持って、眠る体制に入る