KILLER DOLL~君が教えてくれたこと~
「ふーん…
璃那ちゃんかぁ!
可愛い名前だね
ま、とりあえず座って」
近くの、空いてる席に座る
…ちなみに客はいない
貸し切り状態にしているようだ
「璃那ちゃん、コーヒーとココア、どっちがいい??」
ニッコリと営業スマイルを見せて問い掛ける昇
「じゃあ……ココアで……」
そんな昇に、姉崎は躊躇いがちに口を開いた
「ん、わかった
鋼柳は、コーヒーでしょ??」
昇の質問に、一度だけ小さく首を縦に振る
俺は甘いのは、苦手なんだ