思い出〜memories〜
静かな夜・綺麗な月・舞い散る桜…そして驚き戸惑って困っている彼の顔は軽くいじめたくなるくらいのよさで…返事がくるまでの間ついつい見つめてしまっていた。

「そんないきなりは無理だろうけど…こんな僕とでいいのなら…少しづつ…すこしづつ…ね?」


私はあまりの喜びに
「ありがとう…少しずつでも…とっても嬉しい」
と声を震わせながらそう言うと彼に抱きつこうとした。
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