思い出〜memories〜
…っとその時、ガラスが黒くなっていて中がまったく見えなくなっている、なんとなく見たことのある完全真っ黒な車が目の前に止まったのだ。

「美咲!!」

車の中からは紺っぽい色のスーツに身を包んだ私のお爺ちゃんがでてきた。

「お前はこんな時間まで何をやっているのだ!!」

二人で過ごしていた時間はあっというまに過ぎていて…私の事を隠していられるくらいの時間なんてとうにすぎていた。

お爺ちゃんにいろいろと怒られたあと、私は彼に「ごめんね」と一言あやまるとお爺ちゃんと共に車の中に入った。

私は車の中から彼の方を見ると彼は私が見てるかどうかわからないはずなのに手を振り続けてくれていた…。

家への帰り道…私の胸はまだ【ドキドキ】が止まらなかった。

…よく考えると今日はちょっと大胆すぎちゃったかな…いつものしゃべり方とかできなかったし
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