思い出〜memories〜
美奈子はそれに反応し、私の向いてた方を向く…

そこには一人の男の子が次の授業の準備をしていた。

奈未子は一瞬氷のような冷たい顔をしたあと、ニッコリとしながら私の方を向く

「…え?本気?」

美奈子は「冗談だよね?」と言いたそうな顔で言ってきた。

まぁ奈未子がこういうのもわからなくもない。

その男の子の印象はあまりよくないものなのだから。
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