思い出〜memories〜
そしておまちかねの昼休み。

私がお弁当を鞄から出そうとした時、美奈子は私の腕を引きトイレに呼び出した。

「美咲は発田の事が心から好きだって言えるの!?」

美奈子はいきなり真面目な顔をして訪ねてきた。

私はお腹が減ってたのもあり正直に「当然!!」と答えた。

すると奈美子は「美咲は本気なんだね…」となにか残念そうな笑みを浮かべた。

だが、残念そうな笑みはそう長くはみせずすぐにいつもの笑顔に戻り「なら私が全面サポートしてあげるよ♪」と自信ありげに悟ってきた
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