Fortune Presenter
「き…今日ってっ!?」




私は声が裏返るのも気にも留めず
一成さんを見つめた。




「いや、今日は今日だよ。」




苦笑し私を見つめる一成さん。

今日は、今日。か。
そりゃそうだ。

って!!!
そうじゃないでしょ!!



「今日って、今すぐですか?
この瞬間からですか!??」



自分でも十分変なことを言ってるのは理解してる。
でもね、
女にも引けない瞬間があるんだよ!!



「俺、宿無しなんだけど?」

「っ!!」



また、子犬のような瞳で
こちらを見つめる一成さん。


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