『縛』
かつて、子供の頃に
家族や親戚と来た場所・・・

大好きな景色だった。



そして、
ハイスクールに入ってからは、
恋人と来ていたところ。


俺自身が、
恋人と認めていた相手は
彼女しかいない。


フランソワ・・・

だけ、

だった。


彼女の死後、
適当に性欲処理をして、
気分と空気にあった
オンナを連れて・・・

音楽以外は、
全て適当にやっていった。


相手には、申し訳ないけど、
これが事実だ。


申し訳ないなんて・・・
思ったのも、何を隠そう
昨日、今日のレベルで。


サラが、
俺を軽くあしらう事に
苛立って気付いただけだ。

相手とも、そこら辺は、
同意の上なんだし、
別にいいだろうって、
本気で思ってた。


タブロイドは、創りすぎだ
なんて、思っていたけど、
あながち外れてない
自分像に対する評価に、
苦笑する。





 
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