『縛』
事務所にもどると、
デスクに、置きっぱなしに
なっていた携帯のLEDが
点滅していた。
「志央!早く来いよ!」
ライブの打ち合わせが、
始まっていた。
「・・・気分が乗らねぇ。」
いった俺に、
隣にすわった元田さんが、
にんまり笑って、
恋患いだろ?と
小声でからかって来た。
恋患いね・・・・
そうかもな。
病んでるよな、俺。
結構、ストーカー顔負けな事
やってるし。
冷静に振り返ると、
相当、ハイテンションに、
飛ばしていていたことを
認識して、落ち込む。
「たまにはいいんじゃない?
志央には、そういう
経験が必要だ。」
コウジさんが、
人の悪い笑みを浮かべた。
いつも、からかってるから、
その仕返しか・・・
ニーノに聞いたんだろう。
サラの事を。
デスクに、置きっぱなしに
なっていた携帯のLEDが
点滅していた。
「志央!早く来いよ!」
ライブの打ち合わせが、
始まっていた。
「・・・気分が乗らねぇ。」
いった俺に、
隣にすわった元田さんが、
にんまり笑って、
恋患いだろ?と
小声でからかって来た。
恋患いね・・・・
そうかもな。
病んでるよな、俺。
結構、ストーカー顔負けな事
やってるし。
冷静に振り返ると、
相当、ハイテンションに、
飛ばしていていたことを
認識して、落ち込む。
「たまにはいいんじゃない?
志央には、そういう
経験が必要だ。」
コウジさんが、
人の悪い笑みを浮かべた。
いつも、からかってるから、
その仕返しか・・・
ニーノに聞いたんだろう。
サラの事を。