一緒
「“ごめんなさい”って言ったのはこのたこ焼き頬張る口やろ」

 ぱし

「やめぇや」

「なにが!!? なあさっきからおかしいやろ。もう何年も前から浮いてたけど、変や!お前!!」

びしっと言われてしまい黙り込むしかない。

口の中にそれでも広がるたこ焼きは熱くて、ソ-スがめちゃくちゃ旨かった。

「なぁ、辞めたらええやん」

「え?」

余りのことで頭がついていかへん。

目の前にいるのはほんまに友人か?










 ぐいっ





「なんて顔すんねん!!東京行ったれやボケェ-」
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