Secret of you 〜君の秘密〜



一面に桜が咲き乱れている。


「佐倉…なんていないじゃん」

「え?」


私しかいないはずのこの場所に誰かの声が聞こえた。


ゆっくりと振り返ってみると、そこには綺麗な顔をした人が立っていた。


綺麗な顔をした人は私を見ると驚いたように目を大きく見開き、立ち尽くしている。


「…………結…?」


彼は小さく呟いた。




< 4 / 21 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop