逢瀬を重ね、君を愛す



―――笑顔がムカつく。
でも…本当に2人とも顔がいい。


そんな感想を持って、彩音は扉を閉めた。


パタンと言う音が引き金になり、部屋の空気が変わる。


「…本題に入ろうか。」


そう投げ掛けた薫に清雅は真面目な顔で頷いた。



< 54 / 159 >

この作品をシェア

pagetop