にせもの


「うちの隣の子?」
「え・・・うん。」
突然声をかけられたあたしは驚きだった。
その子は、よろしくね。
とだけ言い、友達の中へ入っていった。

名前はももかと言うらしく、名前にぴったりの女の子だった。

とても小さくて、肌が白く、瞳がキラキラしていて
とても可愛らしい。


それから席が隣同士という事もあり、なぜか意気投合してしまった。
お互い、慣れ始めた頃から一緒に行動するようになっていった。

もちろん、由理とも仲良くやっていた。


しかし


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