Dear 最愛の君へ



「お……お待たせっ!」


七成『10分37秒。』


「えっ!?」


七成『お仕置き……だな(ニヤリ)?』


ヒィッッ!!!


慧『その辺にしとけって。』


七成『お前はほんま、ヒヨに甘いよなぁ。
お前がそんなんやから、こんな救いようのないねぼすけになったやないか。』


す……救いようのないって……。


慧『七成、言い過ぎ。』


「酷い……。
黙って聞いてれば、あんた何様やねん!?
地獄からはい上がって来た魔王か!!?」


七成『なんとでも言え、標準女。
あ…身長と胸は標準以下か(ニヤリ)。』


「っな……!
ど…どうせ標準女ですよ!!

てか、《身長》と、むむむ…胸はこれから成長するし!!」


あたしの身長は150cmと小学生並で、胸も小学生並。


って何言わせんねん!!


(いや……自分で言い出しただけですよ?)





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