Dear 最愛の君へ



七成『もう無理やろ。』


「う…うるさいっ、魔王!悪魔!エロエロ星人!!」


七成『あ゙ぁ?』


慧『もうその辺にしとけ。
ほんまに遅刻するで?

ほら日和、今日はどっちの後ろ乗るん?』


「邪気移ったらあかんから、慧んとこ乗る。」


七成『邪気とかないし。』


「いーや!七成にはあるし!!
ベーだっ!!」


慧『………ふっ…ほんま2人共ガキやな。』


『「はぁっ!?」』


慧『あ、今[08:10]。』


七成『はっ!?やべぇし。
ほら行くぞ!!』


慧『日和、早く乗れ。』


「うんっ!」




こんな賑やかな朝。
あたしと七成が言い合って、慧が仲裁に入る。


これが変わらないあたし達のスタンス。

ただ……変わったことは………





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