陽だまりの午後 ~れおん・マロン・ポン太 ある1日のお話~
ある程度の量を飲み干すと、佑衣が急いでバスルームへと消える。
『そういえば、ポン太とはあまり遊べてないよねー。今度、どっか散歩でも行こうか』
―――・・・いいけど、ちょっとしたドライブなんかもいいよね。
―――ガタン、バサリ。
『痛っ』
何かにぶつける音が聞こえる。
―――落ち着きないよね、佑衣・・・。
オレは、冷めたようにため息をついてみた。