不機嫌な彼



「鈴木さん…ちょっといい?」




「え!?」




ななの後ろには『高田』が立っていた

ちなみにななの苗字は「鈴木」






「あ、うん!!全然大丈夫!!」



「借りてい?」



「あ、どうぞ…」



高田くんの後をほんのりピンク色の

なながついていった

教室を出るときななが振り返って

口パクで『あとでメールする』と告げた




「了解です」



すごいですなぁ…

「高田」のほうも少し顔が赤かったし

なんかうまくいきそうな!?






「…」




ってか…科学のプリント難しすぎだし!!

いっつも真面目に授業うけてないせいか

ノートもちょこちょこしかとってなくて

全然わかんないし…

半分も埋めれてない…






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