不機嫌な彼
「あれー…?今日辞書使うっけ?」
「使うよー」
辞書を忘れたことに気付いたのは
午後の授業の前の休み時間
「か、借りてくるッ!!」
「いってらっしゃーい」
ななに見送られ廊下に飛び出した
「ねぇねぇ辞書持ってない?」
廊下にいる友達何人かに聞くも
みんな持ってないってゆう答えだけ
「…あ」
「…」
「…こ、こんにちはッ」
「…うん」
東階段まで走ると
そこには先輩がいて
次が移動教室らしく階段をのぼっているところだった