不機嫌な彼



「ありがとな」




ちゃんと洗濯してあるし…


いいにおいするし…





「…先輩次体育なんですか?」




「…ん」





少し緊張して声が震えた


足も少しがくがくなってる


2人でいるのが少し怖かった







「…昨日…」





先輩がはなす


この話になるなんて思わなかった


触れたくなかった


夢だって思いたかったから






「…本当にごめん…」






目は合わない






「…もういいですよ」





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