Magic School -魔法学園-
「ちょっと!
アタシが話している途中でしょ。
アタシね、
自分の話に横入りされるの嫌いなの。
廊下ですれ違ったさっきからね、
もう、気にいらないのよ」
リティの拳がまぶしい光に包まれた。
その拳からはバチバチと音が鳴っている。
何だか、自然と、
バトルモードが開始してしまったようだ。
「悪いけどオレの名前、
『アンタ』じゃないんだ、『琥珀』。
知ってるよね?」
琥珀も負ける予定はなさそう。