通りすがりにコイしたい!

「大丈夫。
 ゼンブ記録してあるから、後でじっくりみれるよ」

ワタシの気持ちを見透かしたようなことを言う

「ウン……」

ワタシは、ヒューマノイドのナイにも気持ちがあるみたいな気がして、素直にうなづく

――ナイも嫉妬するんだろうか

ワタシは、前にナイに抱きしめられてキスされた時のことを思い出して少しセツナくなってくる

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