キミ想い
「ここあ!誰の隣だった?」

「うん・・・なんか・・・朝の・・・」
「あぁ、優のこと!いいじゃん!」

「どこが・・・。」
「優くんカッコイイし人気じゃん」

「ふぅ~ん・・・」
「ごめん。ここあ・・・今日一緒に帰れないの・・・。」

「うん。わかったいいよ!あしたね」


理香には彼氏がいる。
1つ上の。理香は」勉強も運動もそれに美人!
何でもできる!もちろんモテる!



私もそんなんだったら・・・。
「やば、そんなこと思ってる暇ない」
塾行かなきゃならない・・・。
面倒だけど仕方ない・・・。」


「っあ・・・」

急ぎすぎて階段を踏み外した・・・
なんてついてないんだろう。
死んでしまうのだろうか・・・
その瞬間・・・


優しい何かが私を包んだ。
目をあけると・・・

「菅原くん?」
「おう。 大丈夫か?」
「うん・・・ありがとう」
気がつけばお姫様抱っこになっている・・・
「どっかケガしてるところないか?」
「うんん。大丈夫・・・何でここにいたの?」
「お前を助けるため。」
「っえ」
「冗談 冗談・・・(笑)」
「ねぇ・・・あのさ」
「なに?一緒に帰りたいの?」
「そんなこといってな・・・」
その瞬間 顔が近くに・・・


「ごめん・・・。」
やっと体がおろされ、歩いていってしまった。
今、何をしようとしたんだろう?


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