キミ想い
「おね~ちゃん」
「・・・・・・」
あなたは・・・
そう、あの女の子
「元気だった?」
「うん」
「優おにいちゃんと別れちゃったんだね・・・」
「うん」
「どうして?」
「もう一度会いたいから・・・」
「付き合ってれば会えたじゃん」
「私の生きていく小さくて大きな目標」
「頑張ったお姉ちゃんにご褒美をあげる♪」
そういって女の子は私にひとつのキーホルダーを渡した
「これ・・・あれっ・・・」
もうそのときには女の子はいなかった
「心愛?ここあ!!」
どこからかおおきな私の名前を呼ぶ声がした