秘密の生徒会探偵団☆
「えっ!?それじゃあ勇斗たちのとこも女の人たちだったの?」
「そう、しかもなかなか強いやつらで一瞬焦ったわ。
まあ、強さはどうかれ相手は女やったからちょっと大変やったわ。
とりあえず全員気絶させて顔みたけど、全く面識なかったわ。」
そういって寝かされている女の人たちを勇斗は指さした。
てか、5人もこっちいるんだけど……。
「でも、この人たちどうすんの〜。
いくらなんでも置きっぱなしはまずいでしょ。」
呆れてものも言えないという顔をあらかさまに浮かべる七海。
確かに、ここまで連れて来ちゃったけど……
「単純に考えて、傷害罪で警察に引き渡すこともできる。
ただ、今回は秋野さらに関係してるからな……」
顎に手を当てる陵も、女の人たちを上から見下した。
「こらこら。
人を上から見下すな。」
あたしが3人の首根っこを掴んで一歩引かせる。
「うにゃっ」
「ぐっ」
「きゃっ」
勇斗、陵、七海の3人はそれぞれの言葉を発しながら、大人しく退いた。