秘密の生徒会探偵団☆
「んなもん、言うしかねーだろ?
俺は、例え犯人がお前だとしても、真実をいう覚悟だ。
でも、」
「でも?」
口をつくんだ陵はあたしの顔を両手で挟んだ。
「ちょっ!!陵っ!!」
「俺がこの事件の真相を解決する。
お前は俺の後ろでもみてな。」
な……っ!!
「そんなのやだ!!
あたしだって探偵団の一員だもん!!
陵ばっかズルい!!」
両手を引き剥がしたあたしは陵をキッと睨んだ。
「あははっ!!
そういう覚悟なら大丈夫だろ?
こっちも負けてらんねーし、元気でた。サンキュな」
そういうと、あたしの頭をポンポンと叩いた。