秘密の生徒会探偵団☆
「ちょっと!!
さらちゃんに会える保証なんかないでしょ!?」
「それはわからない。
秋野さらが自ら行方を経ったとしても、あの家には服従させられてる身だ。
パーティーという舞台を利用して、来場者に混じって現れる可能性だって0じゃない。」
「何それ?根拠なんてないじゃんっ。
だいたいあの家が嫌で行方をくらましたのかもしれない。
わざわざ人前に出るなんて……っ!!おまけに自分の家のパーティーなんてっ」
自然と荒々しくなる口調を、陵は言葉で押さえた。
「秋野さらにはまだ何か大切な物を取り返さないといけないはずだ。
もしその場所のありかを手っ取り早く見つけるなら、時間のない秋野さらにとって、隠した張本人たちにきくしかないだろ。」
「意味わかんない……」
なんで1人だけわかってて、教えてくれないワケ?
「まだお前には暗号の借りがあるからな。
しばらくはお前1人で考えな。」
な……っ!!
何それっっ!?
ムカツクーーーっ!!