秘密の生徒会探偵団☆

悪魔のパーティー


「まさか後輩にここまで世話になるなんて。
ホントにありがとう。」



俺たちの前でへらへらとしているのは紛れもなく俺の兄貴だ。


ただその目は何かを見据えているかのように、鋭い目付きをしていた。





兄貴が今こうやって俺たちの前にいるのはさかのぼること2時間前──…



七海の一言から始まり、俺はある人物に電話をかけた。





















警視総監に。






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