秘密の生徒会探偵団☆
「なんで、わざわざここで言う必要があるのーっっ!!
寮で言えたでしょうがっ。」
そう。あたしたちの通うこの学園はすべての生徒が寮で生活をしている。
そんななかあたしは七海と同じ部屋なのだ。
「すっかり気が動転しちゃって……。エヘ♪」
何がエヘ♪じゃ。
すっかり眠気のとれたあたしは席に着こうとした……。
はぁ。本当にこれなんとかしてよ。
ため息をつく目線の先には2人のイケメン男子。
「どいて。陵、勇斗。」
「ヤーダ。」
この即答したヤツが我が新山学園生徒会長
岩瀬陵(イワセリョウ)
あたしの幼なじみでもある。
「なんや。いつも以上に冷たいんとちゃう?」
この関西弁が生徒会メンバー書記、小林勇斗(コバヤシユウト)
この2人ももちろん探偵団。