秘密の生徒会探偵団☆
陵から投げられた棒を掴んだあたしは、すぐに陵の背後に回って背中合わせになった
「おいっ、お前らは固まってろっていっただ「説教なんて聞きたくない
て言いたいけど、そうもいかない状況なの」
そう。あたしたちは屈強な男の人に囲まれてしまった
「ちっ。
ここまでくりゃ女も男も関係ないってか?」
「さぁね。もしくはあたしが女に見えないとか」
「かもな」
背中で陵が微かに笑ったのが聞こえた
とにかく……この人たちの目的はあたしたちを足止めすること
下手に攻撃はしないはず……