秘密の生徒会探偵団☆


陵から投げられた棒を掴んだあたしは、すぐに陵の背後に回って背中合わせになった


「おいっ、お前らは固まってろっていっただ「説教なんて聞きたくない

て言いたいけど、そうもいかない状況なの」



そう。あたしたちは屈強な男の人に囲まれてしまった


「ちっ。
ここまでくりゃ女も男も関係ないってか?」

「さぁね。もしくはあたしが女に見えないとか」

「かもな」

背中で陵が微かに笑ったのが聞こえた



とにかく……この人たちの目的はあたしたちを足止めすること

下手に攻撃はしないはず……




< 407 / 471 >

この作品をシェア

pagetop