秘密の生徒会探偵団☆
「それじゃあ、冬香さんとさらちゃんは一緒に暮らせないんですか?」
「まだ決まったわけじゃないけど……
でもこの事件が落ち着くまでは無理でしょうね」
長畑さんは、難しそうな顔を見せる
そしてあたしたちの周りにまた重たい空気が立ち込めた
「警部、確かに2人の今後も気になるでしょうが、まずは自分の今後を心配してください」
そこに口を開いたのはまさ兄だった
「あ、そういえばそうだったわ」
ポン、と手を打った長畑さん
「始末書を書くだけじゃ無理よね……?」
「でしょうね。」
えへ、とかわいらしい笑い方をする長畑さんに対して、冷静に返すまさ兄
状況は何も変わっていないのに、どこか空気がかわった気がした
そして、七海がその空気を完全に払拭した
「それならいい方法がありますよ♪」